京都の遺伝子を発掘し、創造の種をまき、つむぎなおす
これまでのニシジーンの活動
2021年11月28日(日) 14時00分 - 16時30分 |
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イベント「花脊・広河原のじかた文化を継ぎ、伝えるこれからの生業。」
山を切り拓き、暮らしをつくってきた先人の後を継ぎ、花背で林業を営んできた古原久弥さんから、過去から現在の林業や花脊の山、森の様子を映像を見ながら解説いただき、未来に向けて人が山とどう関わっていくべきかという問いへの答えを探る。
開催日:11月28日(日)14時~16時30分
会場:Impact Hub Kyoto
1部:14時~14時30分
ゲスト:古原久弥さん(花背自治振興会会長、(株)花背製材所・古原林業)
モデレーター:川勝雪貴さん(林業女子会@京都、デザイナー)
山を切り拓き、暮らしをつくってきた先人の後を継ぎ、花背で林業を営んできた古原久弥さんから、過去から現在の林業や花脊の山や森の様子をスライドを見ながら解説いただき、未来に向けて人が山とどう関わっていくべきかという問いへの答えを探る。
2部:14時35分~15時10分
ゲスト:新谷久利さん 広河原自治振興会会長、一社)花背ブランディングラボ代表 広河原里山野菜加工グループ モデレーター:川勝五大さん GODAI SHIKKI WORKS 広河原の伝統の松上げを中心とした暮らしの営みについてスライドを交えながらお話しを伺い、山の恵みを今に活かし生業として継ぎ伝える未来への思いをお聞きする。 3部:15時15分~16時
・つなぐ花脊、むすぶ花脊、つくる花背 進行;吉川成美さん(県立広島大学大学院経営管理研究科教授、 早稲田大学;HNRM研究所客員研究員) みんなでつくる花背(出演者・参加者 みん なで 語り合う花背) ・みんなでつくる花背(出演者・参加者 みんなで 語り合う花背)
花背(別所・花背・広河原地区)のこれからの生業について、地域の資源をめぐって意見交換をする。 交流会:16時~16時30分
主催:一般社団法人ImpactHubKyoto、共創ラボCO-LAB Kyoto
協力:左京北部山間地域自治連絡協議会、花背ワンダーランド、OKU 京都ねっと |
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REPORT 11月28日開催レポート「花脊・広河原のじかた文化を継ぎ、伝えるこれからの生業。」 つくるコミュニティのシリーズ「つなぐ花背 むすぶ花背 つくる花背(10月3日開催「つなぐ花背 むすぶ花背 つくる花背~ トークイベント 花背への誘い~花背・別所・広河原の歴史的源泉と里山の生態系~ 」11月7日開催「花背の森で木と遊ぶ 」11月20日開催「小さく持続可能な山と人のつながりをつくる 〜ニホンミツバチの週末養蜂~」11月21日開催「花背のこどもたちとつくる伝統のちまき。 次の世代の里山づくりを語りあう」)」は11月28日ImpactHubKyotoにおいて「花脊・広河原のじかた文化を継ぎ、伝えるこれからの生業。」(主催:(社)ImpactHubKyoto、共創ラボCO-LAB Kyoto、協力:左京北部山間地域自治連絡協議会、花背空間活用協議会、花背ワンダーランド、OKU 京都ねっと)をテーマとし開催されました。 第1部では山を切り拓き、暮らしをつくってきた先人の後を継ぎ、花背で林業を営んできた古原久弥さんから、過去から現在の林業や花脊の山、森の様子を映像を見ながら解説いただき、未来に向けて人が山とどう関わっていくべきかを探りました。 モデレーターとして登壇された川勝雪貴さんとの掛け合いでは、花背の過去と今を行き来しながら、花背の自然を振り返りました。 長年、花背に住み山に親しんだ古原さんのお話は花背を知る貴重な機会となりました。 モデレーターとして登壇された川勝雪貴さんとの掛け合いでは、花背の過去と今を行き来しながら、花背の自然を振り返りました。 長年、花背に住み山に親しんだ古原さんのお話は花背を知る貴重な機会となりました。 第2部では、広河原の伝統行事である松上げを中心とした暮らしの営みについてゲストの広河原の新谷久利さんからスライドを交えながら、山の恵みを今に活かし生業として継ぎ伝える未来への思いをお聞きしました。 モデレーターの川勝五大さんとのやり取りでは花背で行われている伝統的な「松上げ」の写真を背景に流しながら、「松上げ」がいかに花背の生活に絡んでいたのかを紹介しました。「松上げ」を将来に残すための方策など、伝統をどう続けていくかを話し合いました。 第3部では早稲田大学客員研究員で、「文化と環境」をテーマに、花脊のフィールドワークのきっかけとなった吉川成美先生(県立広島大学大学院経営管理研究科教授)と、大和田愛乃さんの司会で、参加者の方々とセッションがありました。 参加者が、気になった言葉をポストイットに書き込み、ボードにまとめ、書かれたキーワードについて吉川先生が記載者に問いかけるスタイルで3部は進みました。1、2部の話で気になったこと・連想したこと・思いついたことを参加者との対話から、花背の未来を模索し、3部を終えました。
その後、参加者の人々らと話し手の方々による交流会が行われました。立冬が直前でありながら、参加者からの熱量は凄まじいモノを感じたイベントとなりました。 |
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2021年11月21日(日) 10時00分 - 14時30分 |
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イベント「花背のこどもたちとつくる伝統のちまき。 次の世代の里山づくりを語りあう」
内容:花脊の貴重な笹の復活と活用に向けた取り組みを実施するちまき笹再生委員会の笹の生育現場を訪れる(1部) 昼食はかまどで炊くおにぎりと味噌汁(OKU京都ねっとメンバー) 花背小中学校のこども等による「花背を紹介!ちまきプロジェクト」によるちまきづくり体験会 開催日:11月21日(日)時間:10時〜14時半 会場:京都府京都市左京区花脊別所町877 藤井和彦さん宅 最寄りバス:京都バス 出町柳発広河原行き 「花友はなせ・診療所前」 ちまき笹の案内人: ちまきづくり体験:Team Tell Hanase 参加費:2000円ちまきづくり体験代と昼食代 定員:15名 一部:花脊の貴重な笹の復活と活用に向けた取り組みを実施するちまき笹再生委員会の笹の生育現場を訪れる 昼食はかまどで炊くおにぎりと味噌汁(OKU京都ねっとメンバー) 二部:花背小中学校のこども等による「花背を紹介!ちまきプロジェクト」によるちまきづくり体験会 1組につき3本制作 申込み方法: 主催:一般社団法人ImpactHubKyoto、共創ラボCO-LAB Kyoto |
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REPORT 開催レポート「花背のこどもたちとつくる伝統のちまき。 次の世代の里山づくりを語りあう」 2021年11月21日日曜日、別所の藤井和彦様宅にて「つくるコミュニティ京都」プロジェクト【花背のこどもたちとつくる伝統ちまき。次の世代の里山づくりを語りあう】(主催:(一社)Impact Hub Kyoto 共創ラボCo-LabKyoto 協力:左京北部山間地域自治連絡協議会 森林空間活用協議会 花背ワンダーランド実行委員会 OKU京都ねっと)が開催されました。 1部では、花脊の貴重な笹の復活と活用に向けた取り組みを実施するちまき笹再生委員会の笹の生育現場に貫名先生・藤井優三さん・藤井和彦さんの案内で訪れました。 険しい山道を進むと笹が生い茂っている一画が現れました。そこで貫名先生から笹の生態について、藤井優三さんからは笹の収穫方法等を教えていただきました。参加者の方からは「鹿による笹の減少について」等の質問が上がりました。 昼食は(OKU京都ねっとメンバー様による)かまどで炊くごはんと味噌汁をいただきました。 2部では、花背小中学校のこどもたちによる「花背を紹介!ちまきプロジェクト」によるちまきづくり体験会が行われました。 はじめに子どもたちからちまき笹の包み方を教わり、それから参加者の方々も実践に移りました。花背のちまきは一般的なちまきの包み方とは異なり、右側に飾りの笹が出るようにつくります。花背の子どもたちが手慣れた手つきで包んでいた様子からは想像出来ない花背独自の包み方の難しさに一同苦戦しました。 しかし子どもたちの丁寧なレクチャーにより、参加者の方々の終盤には花背独自の包み方をマスターすることができました。最後は、自分で作ったちまき蒸して試食しました。参加者の方から「自分たちで一から作った甲斐もあり普段食べるちまきよりも美味しく感じた」という感想をいただきました。 |
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2021年11月20日(土) 10時00分 - 15時00分 |
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イベント「小さく持続可能な山と人のつながりをつくる 〜ニホンミツバチの週末養蜂~」
花脊別所の川勝家所有の古民家(借家として住む人募集中)で重箱式はちみつ巣箱(週末養蜂型)と花背型自由設計巣箱の制作。午前は古民家で志賀さんによる週末養蜂の現状、ニホンハチミツの生態についてスライドを用いたレクチャーを実施。午後は巣箱制作。 最寄りバス:京都バス 出町柳発広河原行き 「別所上の町」 教える人: 参加費:2000円(ハニーアント昼食弁当代込み) イベント内容:
主催:一般社団法人ImpactHubKyoto、共創ラボCO-LAB Kyoto |
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REPORT 開催レポート「小さく持続可能な山と人のつながりをつくる 〜ニホンミツバチの週末養蜂~」 2021年11月20日土曜日、花背別所の古民家(川勝さん宅)にて「つくるコミュニティ京都」プロジェクト【小さく持続可能な山と人のつながりをつくる -ニホンミツバチの週末養蜂】(主催:(一社)Impact Hub Kyoto 共創ラボCo-LabKyoto 協力:左京北部山間地域自治連絡協議会 森林空間活用協議会 花背ワンダーランド実行委員会 OKU京都ねっと)が開催されました。 午前は、はじめに花背の山奥に設置された二ホンミツバチの巣箱の見学に行きました。ミツバチが巣箱に出入りする様子や巣箱のなかでハチの巣がどのように出来ているかを実際に見ることができ、参加者の方々は熱心に写真を撮っておられました。 つぎに古民家で志賀さんによる週末養蜂の現状、二ホンミツバチ生態について学びました。週末養蜂の可能性や実施方法、二ホンミツバチと西洋ミツバチの飼いやすさ違い等、週末養蜂の魅力がよくわかる興味深い内容でした。 また、持続的な山と人のつながりを実践につながるアイデアとして志賀さんが開発した杉チップ浄化槽について説明を受けました。また、川勝さんの古民家に実際に設置されている杉チップ浄化槽の見学も行いました。 午後は、重箱式はちみつ巣箱(週末養蜂型)と花背型自由設計巣箱の制作をしました。 花背で栽培された木を藤井和彦さんに加工していただき、その木材を巣箱に使用しました。参加者の方々は慣れない工具の作業ともあって巣箱を1段作るだけで苦戦しましたが、チームで協力し合い何とか仕上げることができました。 |
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2021年11月07日(日) 10時00分 - 15時00分 |
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イベント「花背の森で木と遊ぶ」
洛峰・花脊の今に息づく自然を学び、体験し、遊ぶ!特別な1日。 京都バス32号系統広河原行き「井ノ口」バス停下車 予約・問い合わせ先: 主催:花脊自治振興会 ●香り高きちまき販売会—Team Tell HANASE 祇園祭の厄除けチマキに使われている花背の『チマキザサ』は、現在笹の一斉開花後の新芽を鹿の食害にあい、絶滅の危機に瀕しています。かつて花脊別所の『チマキザサ』は、地域の人々が山に入り、丁寧に刈り取り、天日で干し、束ね、京へ歩いて担ぎ出荷していました。 現在、笹の再生活動も進めている笹ですが、丹後地域の農家さんにも協力を得て、別所ちまき笹グループの方から購入した笹を使った、地域伝統のちまき菓子の販売会です。 秋の新作を限定200本で販売致しますので、是非ご賞味ください。 1本150円3本400円5本600円 (さつまいも、かぼちゃ、プレーン) *事前予約フォーム*(最終予約締切11月5日) ●落ち葉探偵オリエンテーリング わたしたちは、ワークショップやプロダクトを通じて、森の木や生きもの達と生活を共にする サスティナブルな提案を行なっています。 落ち葉探偵HP:https://otibatantei.studio.site ●Team Tell Hanase 花背地域のちまき笹や地域の魅力について伝える活動をする、花背の小中学生企業です。 地域の伝統のちまき菓子を地元の方から継ぎ販売する活動や、鹿害によって減少したちまき笹を再生する活動にも参加しています。 活動紹介HP:http://www.youthenterprise.jp/project.php?id=253 |
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REPORT 開催レポート「花背の森で木と遊ぶ」 2021年11月7日日曜日、花背製材所にて「つくるコミュニティ京都」プロジェクト【花背の森で木と遊ぶ】(主催:花脊自治振興会、協力:つくる花背プロジェクト/Impact Hub kyoto)が開催されました。今回のイベントでは、花背製材所での大型林業機械の実演や、薪割りや火おこし、テントサウナ、木工体験、樹高日本一の花脊の三本杉までの森林浴ウォーキング、落ち葉探偵オリエンテーリング等が行われました。洛峰・花脊の今に息づく自然を学び、体験し、遊ぶ!特別な1日となりました。 森林浴ウォーキングは午前の部と午後の部の2回に分けて実施され、約20名が参加されました。三本杉を目指しながら大悲山を散策しました。散策の道中ではガイドの方のレクチャーを受け、実際に幹や葉・花を触ったり、匂いを嗅いでみたりと五感で大自然を味わいました。 また、会場内に常時設置されたテントではリユースの会や地元特産品販売会が開かれました。販売会では広河原の柴漬け、木材チップ、ちまき、鹿バーガー等、地元の特産品を使った様々な商品が販売されました。 ちまきは、花背の伝統笹を使った伝統のお菓子で、Team Tell HANASEの子供たちが製作から販売まで行いました。ちまきの販売会で使用した竹テントは、10月9・10日に長岡京で開催した「竹から考えるサスティナブルな地域社会-みんなで作る竹テントマスター養成講座」のワークショップで製作しました。 今回のインベントは、「花背」を知る者、知らぬ者、大人・こども・・・、多様な人々が集うからこそ、みんながわくわくする新しい可能性が開けたのではないでしょうか。 |
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イベント「竹から考えるサスティナブルな地域社会~みんなで作る竹テントマスター養成講座~」
竹の持つ新たな可能性に触れ、次世代につなげられる持続可能性な暮らしと地域社会、自然との共生の在り方を考えてみませんか? 本ワークショップでは、地域のヒトたちが、地域の竹を、地域の中で活用しつづけてもらうための一方策として、NPO法人トージバが開発した「竹テント」について、その作り方と竹テントがもつヒトとヒト、ヒトと里山、そして農村と都市とを繋げる機能を伝え広めることを目的としています。その先の地域の未来に、それぞれの個性に即した竹テントづかいと竹テントづくりのしくみが築かれ、竹とヒトとの近しい関係が続くなかで、農村の里山風景が引き継がれていくことを期待します。 開催日時:2021年10月9日(土)10:00~16:00 開催場所:長岡天満宮 錦水亭竹生園(京都府長岡京市天神2-15-15 竹生園) アクセス方法:阪急長岡天神駅から徒歩約10分/JR長岡京駅から徒歩約20分 HP:https://www.takano-bamboo.jp/blog/info/3665/ 参加費:3000円 定員:15名 申込方法:info@impacthubkyoto.netへ名前、住所、所属、メールアドレスを記載したうえでお申し込みください。 ※本件お申込み案内の個人情報に関しては、主催関係のご案内に利用させて頂きます。
出演者:青木秀幸(特定非営利活動法人トーシバ 理事) 青木秀幸 バンブーファクトリー。一級建築士、博士(工学/農村計画)、千葉工業大学非常勤講師。 山梨県生まれ。学生時代に友人の紹介でトージバの活動を見学、現在の奥さんと出会う。その後トージバの技術をオープンソース化して社会の課題解決を推し進めるミッションに深く感銘を受け竹林再生PJ(BambooFactory)へ本格的に参加。これまで竹テント技術の普及活動では、国内で17の都道府県、約70回の養成講座にて500名の竹テントマスターを育てる。現在は千葉県内で“地域の資源を上手に使いながら、生き生きとした暮らしがある” まちを育てて応援をするコミュニティデザイナーとしても奔走中。千葉県南房総市公認プロモーター&観光アドバイザーほか。 プログラム日程: 10月9日(土) 開始10:00(集合9:30) 終了16:00 ※雨天時:9日のみ高野竹工本社(別途連絡いたします) 10月10日(日) 開始10:00(集合9:30) 終了16:00 ★ワークショップの流れ 【1日目】「竹テント作りワークショップ」 【2日目】 午前:制作「みんなで創った竹テントの制作の要点を振り返る」 午後:ワークショップ「竹と廃プラスチックから考えるサスティナブルな地域社会」 実演「廃プラスチックからモノづくり体験」 開催機関: 主催:共創ラボCO-LAB Kyoto:/つくるコミュニティ長岡京 共催:NPO法人トーシバ、高野竹工株式会社、やまから屋 協力:長岡京市、長岡天満宮、(株)錦水亭、(株)シャーロン、ディスカバー長岡、Impact Hub kyoto、京都ペレット町屋ヒノコ 本プログラムは京都府令和3年度地域交響プロジェクトの一環として開催されています。 お問い合わせ: 一社)Impact Hub Kyoto 075-417-0115 |
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2021年10月03日(日) 14時00分 - 16時00分 |
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イベント「つなぐ花背 むすぶ花背 つくる花背~ トークイベント 花背への誘い~花背・別所・広河原の歴史的源泉と里山の生態系~」
京都の北、山の向こうに広がる花脊。 風光明媚で豊かな森とそこに根づく山の暮らしとさまざまな恵みに溢れるこの地は、平安京以来千年にわたって多くの人を魅了しています。地域資源や地域の誇りを大切されてきた方々のお話を伺うことで、花背への誘いを、その魅力を分かち合い共感の場となればと思っております。。 このイベントでは、「花脊からの誘い」として、今回は、歴史や風土から解き明かす専門家による解説と、地元の子どもたちによる祇園祭の神事にかかせない、貴重な「ちまき笹」の伝承に取り組む活動の発表を通じて地域を誇りに思い、活動する未来を担う子供たちのご紹介の場また、従来から丁寧にちまきの再生を真摯に願い活動を続けておられるちまき再生研究会の皆様のご紹介となります。 花脊で地域づくりに取り組んでいる住民の方々と、参加者の方々含め、ちまき笹プロジェクトの推進、魅力的な花脊との関わり方、ちまき笹の保全・継承含めて、地域資源を保全・活用しての取り組みなどの提案などのアイデアを組む交わすことができれば幸いです。 WHOLE KYOTO「つくるコミュニティ」形成支援プロジェクトでは、この「誘い」を最初にこの秋・冬、花脊に触れ、花脊に参加することで、魅力を共有する取り組みを行なってきます。
開催日時: 10月3日(日) 14時~16時 場所:ImpactHubKyoto (京都市上京区油小路通中立売西入ル甲斐守町97番地 西陣産業創造會舘(旧西陣電話局)2階・3階) https://kyoto.impacthub.net/access/ 主催:一般社団法人ImpactHubKyoto、共創ラボCO-LAB Kyoto、花背空間活用協議会 協力:左京北部山間地域自治連絡協議会、OKU 京都ねっと、 進行:塩瀬隆之 (京都大学総合博物館准教授)
【Ⅰ部(講演)】14時~14時30分
金田章裕 京都府立京都学・歴彩館長、京都府公立大学法人理事長
【Ⅱ部(花背の未来について語り合う)】「ちまき笹編」14時30分~16時
別所・花脊・広河原を含む「花背」の、いままで知らなかった歴史・背景を知り、いまその地に息づ く自然と人々の活動にふれ、これからの新しい「花背」の魅力を引き出していく場です。 研究者、実践者、生活者、「花背」を知る者、知らぬ者、大人・こども・・・、多様な人々が集うからこそ、みんながわくわくする新しい可能性が開けます。どなたさまも、ぜひ、お越しください!
(農学研究科 環境デザイン学分野 助教 両任)
第1部講演者: 金田 章裕 京都府立京都学・歴彩館長、京都府公立大学法人理事長 元文部科学書人間科学研究機構長、京都大学名誉教授、,元京都大学副学長 専門は人文地理学・歴史地理学。特に古地図を研究されており、その見方、とらえ方をさぐる試みを続けている。
第2部講演者:Team Tell Hanase(花背小中学校の生徒たち) 祇園祭の厄除けチマキに使われている花背の『チマキザサ』が絶滅しかけているので、それを救うために、多くの人に知ってもらう活動をしている。現在、減少している祇園祭にも利用されている貴重な花背のチマキザサを使ってお菓子の粽や厄除けちまきをつくること・地域の伝統的な作り方を継承し、自分たちで作り売ること・他のお店にはない独創的な発想で季節の味を作りちまきとして販売することを行っている。
貫名 涼 京都大学大学院 地球環境学堂 景観生態保全論分野 助教 農学研究科 環境デザイン学分野 助教 両任 1988年京都市中京区に生まれる。子供のころから町衆として祇園祭に参加。現在も囃子方(はやしかた)として伝統を担っている。幼いころから自然が好きだったことから山の保全活動に興味を持ち、京都大学で環境デザイン学を修めた。チマキザサ再生研究会事務局長。京都大学大学院・地球環境学舎・地球環境学堂・三才学林・助教
藤井 優三 別所ちまき笹グループ代表 別所自治振興会会長 左京北部山間地域自治連絡協議会
ファシリテーター:塩瀬 隆之 京都大学総合博物館准教授 1973年生まれ。博士(工学)。京都大学総合博物館准教授。京都大学工学部卒業、同大学院工学研究科修了。専門はシステム工学。2012年7月より経済産業省産業技術政策課にて技術戦略担当の課長補佐に従事。2014年7月より現職。小中高校におけるキャリア教育、企業におけるイノベーター育成研修など、ワークショップ多数。平成29年度文部科学大臣賞(科学技術分野の理解増進)受賞。著書に『問いのデザイン創造的対話のファシリテーション』、『インクルーシブデザイン:社会の課題を解決する参加型デザイン』(いずれも共著、学芸出版社)など。
※花背は別所・花脊・広河原を含みます 申込み先: 提示するメールアドレスへ所定の事項を記入したうえでご連絡ください。 Eメール:info@impacthubkyoto.net TEL: 075-417-0115 記載事項 ・名前 ・住所 ・所属 ・メールアドレス FAX:075-417-0116 |
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REPORT 開催レポート【つなぐ花背 むすぶ花背 つくる花背~ トークイベント 花背への誘い~花背・別所・広河原の歴史的源泉と里山の生態系~】 2021年10月3日土曜日。Impact Hub Kyoto2階スペースにて「つくるコミュニティ京都」プロジェクトイベント【つなぐ花背 むすぶ花背 つくる花背~ トークイベント 花背への誘い~花背・別所・広河原の歴史的源泉と里山の生態系~】(主催:一般社団法人ImpactHubKyoto、共創ラボCO-LAB Kyoto、花背空間活用協議会。協力:左京北部山間地域自治連絡協議会、OKU 京都ねっと)が開催されました。
本プログラムは京都府令和3年度地域交響プロジェクトの一環として開催されています。 京都府の各地域にフォーカスを当てたイベントを開催します。 今回のイベントは、花背で産出されるちまき笹に詳しい研究者、ちまき笹を製品化し文化を伝えているグループの代表や、ちまき笹を収穫販売することで地域に貢献したいと考えている地元の中学生がプレゼンターとして登壇されました。 参加人数が30名にも上る参加者が来られ、会場は熱気に包まれました。
第一部「花背への誘いー地域をめぐってー」では、京都府公立大学法人理事長、京都府立京都学・歴彩館長を務められる金田章裕さんが登壇し、京都花背の文化的資源や歴史に触れた講演をされました。 京都花背の歴史について平安時代の世から現代まで、特産や知名度を歴史資料から読み解いた講演では、花背の地域資源がいかに豊富なものなのかをお話しいただきました。 第2部「花背の未来について語り合う」では、花背のちまき笹にフォーカスして、花背の未来について花背で活動している方々のプレゼンが行われました。
最初にプレゼンしたのは地元花背の学校に通っている中学生たち。 彼らはTeam Tell Hanase(井関剣慎(花背小中学校8年)川勝杏稟(花背小中学校7年)宮川千明希(御池中学校2年))というグループ名で地元花背のちまき笹を保全するための活動を始めて継続的に活動しています。 花背のちまき笹の知名度を上げるべく様々な広報活動や販売活動についてプレゼンしていました。 黄色でおそろいのジャケットを着た中学生たちの中学生らしからぬ活動内容に会場からも驚きの声が上がりました。
二人目は京都大学大学院で京都大学大学院地球環境学堂景観生態保全論分野助教、農学研究科環境デザイン学分野助教として、教鞭をとられている貫名涼先生より花背の笹についての講演が行われました。 花背のちまき笹がなぜ絶滅しかかっているのか。その理由は貫名先生によると「2000年代に起こった笹の一斉開花現象」で減少したちまき笹が回復できなかったから。 ちまき笹が一時的にでも、産業として成り立たなくなることは文化の継承に対して大きな問題と貫名先生は言う。ちまき笹を保護するために様々な同席していた花背関係者は熱心にメモを取るなどして、大変熱の入った講演となりました。
最後に講演されたのは地元花背でちまき笹の製品化等を行っているグループの代表藤井優三さんでした。 講演は地元花背で生まれ育ったという藤井さんの子ども時代にちまき笹がどれほど生活に密着していたのか、から始まりました。 ちまき笹が厄除けとして使われていた事例や歴史、実際の販売経路、ちまき笹保護の現状などちまき笹について非常に詳しく講演されました。 質問時間では、ファシリテーターの塩瀬隆之先生による質問が行われ、花背の現状について深堀する時間が設けられました。 Team Tell Hanaseの中学生たちがあたふたしながら登壇者に質問するなど、終始和やかな雰囲気のイベントとなりました。 |
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NISHIGENE LAB #12 2021年03月25日(木) 15時00分 - 17時00分 |
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HUB MARKET KYOTO -POPUP NISHIGENE-
地域の方や手作り作家、起業家、HUB会員など幅広い属性と年齢の人々が「場」を楽しみ、新たな人間関係の輪を広げながら、それぞれが「創造の種」を見つけて今後の活動のヒントを得るためのイベントです。
会場:IMPACT HUB KYOTO3階 ●MARKET出展者 ・bugmo(昆虫食事業): https://bugmo.jp/ ・小西リボン(リボン)http://www.coreribbon.co.jp/ ・白川三枝(陶磁器): https://www.instagram.com/mie_shirakawa/?hl=ja ・Ggrow(規格外野菜の乾燥野菜事業): https://ggrow.jp/ ・京マスク(柿渋×引染マスク) : https://sekiroku.handcrafted.jp/items/32871268 ・小児がんのゴールドリボン活動紹介
3/26 17:00~19:00
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REPORT 開催レポート 【HUB MARKET KYOTO -POPUP NISHIGENE-】 2021年3月25日・26日、3回目の「HUB MARKET KYOTO」を開催した。 HUB会員・学生起業家、地域の陶器作家の方々に出展者として参加いただき、それぞれのブースで作品・商品を展示販売しつつ、組子細工の組み立てワークショップも行われた。
コオロギ出汁と乾燥野菜のコラボ案を試したり(その場で商品を組み合わせて味見をしていた)、パッケージのデザイン相談をしたりと、情報交換の場となっていた。
また、マーケット終了後の「”つくる”活動を知る」では、 3/25にアラマホシ商店代表の江尻悠介さんから「本を介したプロジェクト・コミュニティの⽣成」について、3/26 に建築家の大野宏さんから「土地に馴染む建築と、ともにつくること」水野哲雄さんからは「こどもと一緖に廃材を利用したものづくり」についてお話いただいた。
それぞれの活動を紹介いただいた後、質疑応答の時間も設け、話題は多岐に及んだ。(知識の共有方法・古民家再生・共創・コミュニティの生成と再生・土地に馴染む素材・こどもと教育・建築と愛etc) 普段の活動範囲では知り合わない人とつながり、今後の事業に刺激をもたらす「場」として「HUB MARKET KYOTO」が地域に愛されるイベントとして定着することを目指したい。
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NISHIGENE LAB #12 2020年03月25日(水) 15時00分 - 17時00分 |
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TRADE SCHOOL Kyoto vol.2 ~あなたとわたしが、おしえあう、まなびあう〜モノ・コト・ヒトの循環
<まずはトレードスクールに参加しよう!> 2回目となる今回は、これからのトレードスクールの掲示板のプロトタイプを設置し、今後の展開を共に考える場にします。その場に集まった方のそれぞれの経験から得たスキルと講義をワークショップの形式でご登録いただき、興味のあるスクールを可視化していきます。
日時 :3月25日(木)15:00-17:00 / 3月26日(金)13:00-17:00
テーマ :「トレードしたいことを考える」 参加条件 :どなたでも(参加費なし) 経験やスキルの交換に興味のある方、生活を豊かに楽しみたい方、自分の得意を人と共有したい方。どなたでもご参加ください。
【TRADE SCHOOL(トレードスクール)とは?】 トレードスクールは、地域コミュニティの住民が、それぞれの技術や知識を教え・学びあう価値交換(トレード)型の「学校」です。2009年に発足、2010年にニュー ヨークで開催されてから今日に至るまで、北米、南米、欧州、ア ジアに広がる世界47都市・地域で展開されています。日本初となる京都は、その48番目になります。 その理念は ・野心、実践的スキル、経験的知識に平等な価値を置く ・相互尊重と誠実さを重んじる ・常に学び進化する というもので、社会と自分自身の変革を促し学び合う場として、まさにImpact Hub Kyoto はトレードスクールの理念にフィットした開催場所といえます。海外のHUBではウェストミンスタージュネーブなどでも開催されています。トレードスクールをきっかけとして、講師と参加者、双方向の交流の中で学びと気づき、みなさまの間に新たな挑戦が生まれることを期待します。
【主 催】 共創ラボColab-Kyoto(NISHIGENEプロジェクト) 【協 力】 Impact Hub Kyoto |
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REPORT 開催レポート「TRADE SCHOOL Kyoto vol.2」~あなたとわたしが、おしえあう、まなびあう〜 モノ・コト・ヒトの循環 第2回目のTRADE SCHOOL Kyotoを2021年3月25日、3月26日に実施した。 今回は講義方式ではなく、同時開催していたHUB MARKET KYOTO-POPUP NISHIGENE-の会場にTRADE SCHOOLの掲示板のプロトタイプを設置し、学生起業家・陶磁器作家・デザイナーなど、さまざまな職種の方に「トレードしたいこと」を考えながらProfileCardを記入してもらい、掲示板に貼り付けてもらった。
イベント終了後も掲示板はHUB2階に設置し、新規会員の入会時やライブラリー利用者などイベントを実施していない時にもどんどんカードに記入してもらい、Trade School のクラス案を集める予定。
今回集まった例 ◯クラス 陶芸、組子細工組み立てワークショップの開催、マーケット開催ノウハウ、プロジェクトマネジメント、グラフィックデザイン、SNSブランディング、ロゴデザイン、似顔絵、話し相手、デザイン案件仲介etc ◯ほしいもの ECサイト構築、組子細工で装飾させてもらえる空間、ブランディング、マーケティング、グラフィックデザイン、ワークショップ開催場所、スーパーファミコン、デザインの仕事、面白い映画教えてくださいetc
【ProfileCardとは】 ProfileCardは、あなたの知識やスキルをオープンにするための交流カードです。お札サイズのカードにプロフィール情報を書き込んで貼り付けてください。 カードは組み立てて置いておくこともできます。 気になるクラスを開催できる人を見つけたら話しかけてみてください。 未来のTrade School開催のきっかけにしましょう。
【TRADE SCHOOL(トレードスクール】 トレードスクールは、2009年にニューヨークで生まれ、約10年間欧米を中心に地域コミュニティが中心となって地域のひと、もの、ことなどの地域資源を、循環させる仕組みである。地域の住民が、それぞれの技術や知識を教え・学びあうという、それぞれの多様な価値を交換(トレード)しあう「学校」型スタイルの交流の場。トレードスクールをきっかけとして、講師と参加者、双方向の交流の中で学びと気づき、新たな挑戦が生まれることが期待される。今回はトレードスクールの母体Ourgoods「21世紀の重要な指針・資源共有の実現化」を目指す団体)の創始者のひとり、ニューヨークのCarolineWoolardさんに相談し、まずプロトタイプとして日本で初めて開催することになった。トレードスクールは、これまでHUBウエストミンスター、HUBジュネーブ等でも開催された。 理念 野心、実践的スキル、経験的知識に平等な価値を置く 相互尊重と誠実さを重んじる 常に学び進化する |
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NISHIGENE LAB #11 ライブラリー コミュニティ
2021年02月19日(金) 17時00分 - 19時00分 |
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【エクスチェンジプログラム】 「ライブラリー × コミュニティ」vol.2 この度共創ラボでは、NISHIGENEプロジェクトの一環として、Impact Hub Kyoto2階コワーキングスペース内の本棚の運用開始イベントを実施することになりました。 vol.1を2月12日に開催し、HUB会員や近隣住民とともに人生に影響を与えた本、誰かに感動を伝えたい本などが集まる「コミュニティを生み出す開かれたライブラリー」のあり方を考えました。
【HUBエクスチェンジプログラムとは】 コミュニティの交流と活性化をはかるものです。今回は、ライブラリー活用の促進を促す目的で実施します。
<HUB KYOTO OPEN LIBRARY オープンイベント> 日時 : 2月19日(金)17:00-19:00 (最大10名まで) 参加費 :無料 申込先 :https://forms.gle/KLP6mWrWHfZL9sBH6 場所 :Impact Hub Kyoto2階
-当日の流れ- ・前回vol.1の振り返りと初参加者へのライブラリー概要説明 ・「自分ならどんな本棚を作ってみたいか」を考えながら、実際に配架してみる ・「コンセプチュアル・ブックシェルフ」のバリエーション案出し ・ライブラリーのあり方について意見交換
■感染症拡大防止に向けた取り組み 下記の通り感染防止対策を実施しながら細心の注意を払いワークショップを開催いたします ・換気の徹底 ・アルコール消毒液の設置 ・スタッフ、参加者全員のアルコール手指消毒の徹底 ・スタッフ、参加者全員のマスク着用
【主 催】 共創ラボ Co-Lab Kyoto NISHIGENEプロジェクト 【共 催】 Impact Hub Kyoto |
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REPORT 開催レポート【エクスチェンジプログラム】 「ライブラリー × コミュニティ」vol.2 【HUBエクスチェンジプログラムとは】 コミュニティの交流と活性化をはかるもので、今回はライブラリー活用の促進を促す目的で実施。
「コミュニティを生み出すライブラリー」について考えるイベントの2回目を、2月19日にImpact Hub Kyoto 2階で行った。
前回の意見をふまえて寄贈上限数は3冊になったことを報告した後、棚を”展示空間”ととらえる「コンセプチュアル・ブックシェルフ」を参加者それぞれで実践した。
前回の配架作業は話し合いながら行ったが、今回は、どんなコンセプトにするか表明せずにテリトリーを決めて本を選んでもらった。出来上がった本棚は千差万別で、ぱっと見ではどんなコンセプトか分からず、参加者全員で正解を推測する時間を楽しんだ。
-今回出てきた本棚のコンセプト- ・本に見られる本棚(表紙の人物と目が合う) ・本のタイトルが「あいうえお順」 ・時間・空間をも超えた「越境」がテーマ ・本の持ち主の「思考の変遷」を想像して、時間軸に沿って並べた本棚 ・同じ本の「カバーありなし」による印象比較 ・流行の漫画やキーワードをタイトルで表した本棚
–参加者から出た意見– ・本は自然な会話を生み出すのに最適。 ・色んなテーマの本棚があることで、自分では絶対手に取らない本に興味を持つ楽しみがある。
こういった参加者の感想からも、本が「コミュニティの交流と活性化」と非常に親和性が高いことがよく分かった。他の人が勧める本、たまたま目に留まった本が、人生や事業に関する気づきのきっかけとなる可能性もあり、関わる人みんなで「Impact Hub Kyoto Open Library」をコミュニティ形成の場として育てていきたい。
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NISHIGENE LAB #10 ライブラリー コミュニティ
2021年02月12日(金) 17時00分 - 19時00分 |
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【エクスチェンジプログラム】 「ライブラリー × コミュニティ」vol.1 この度共創ラボでは、NISHIGENEプロジェクトの一環として、Impact Hub Kyoto2階コワーキングスペース内の本棚の運用開始イベントを実施することになりました。人生に影響を与えた本、誰かに感動を伝えたい本などが集まる「コミュニティを生み出す開かれたライブラリー」のあり方を利用者皆で考えていきたいと思います。
【HUBエクスチェンジプログラムとは】 コミュニティの交流と活性化をはかるものです。今回は、ライブラリー活用の促進を促す目的で実施します。
<HUB KYOTO OPEN LIBRARY オープンイベント> 日時 : [Vol1] : 2月12日(金)17:00-19:00 (最大10名まで) ※2回目を2月19日(金)17:00-19:00 に実施予定 参加費 :無料 申込先 :https://forms.gle/KLP6mWrWHfZL9sBH6 場所 :Impact Hub Kyoto2階
-当日の流れ- ・ライブラリ概要説明 ・書架の分類、ジャンルについて 参加者が実際に本を手にとって分類してみる(味わう) ・ライブラリーのあり方について意見交換
■感染症拡大防止に向けた取り組み 下記の通り感染防止対策を実施しながら細心の注意を払いワークショップを開催いたします ・換気の徹底 ・アルコール消毒液の設置 ・スタッフ、参加者全員のアルコール手指消毒の徹底 ・スタッフ、参加者全員のマスク着用
【主 催】 共創ラボ Co-Lab Kyoto NISHIGENEプロジェクト 【共 催】 Impact Hub Kyoto |
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REPORT 開催レポート【エクスチェンジプログラム】「ライブラリー×コミュニティ」vol.1 【HUBエクスチェンジプログラムとは】 コミュニティの交流と活性化をはかるもので、今回はライブラリー活用の促進を促す目的で実施。
Impact Hub Kyoto2階、コワーキングスペース内の本棚運用開始にあたって、HUB会員や近隣住民とともに「コミュニティを生み出すライブラリー」の形を考える会を催した。
Impact Hub Kyotoインターンから貸出冊数や期間、登録方法といった概要の説明があった後、参加者が実際に本を手に取りながら書架の分類方法についてアイディアを出し合った。大学生、デザイナー、インスタレーションアーティスト、記者など多職種の人が集まったため、大喜利のようにぽんぽんとアイディアが飛び出し、リズミカルで楽しいエクスチェンジプログラムとなった。
【参加者から出た意見】 全体 ・本棚のキャパシティを考慮し、何年スパンで本の入れ替えを行うか考えておく。 ・目的から逆算して、あらかじめ寄贈上限数を決めておく方が良い。 (選りすぐりの5冊が良いのでは?あまり多いと物理的に置く場所がない) ・HUB側でブックディレクターを決めておく。利用者もディレクションの傾向を 把握して、HUB KYOTO OPEN LIBRARYのなんとなくの特徴をつかみやすい。
配架方法 ・利便性は落ちるが魅力的な方法を試してみては? 例1)本を高い所に配置し、はしごを使って本を取る(視線の誘導) 例2)背表紙が見えないように並べる (手に取るまでタイトルが分からないドキドキ感を楽しむ) ・棚を”展示空間”ととらえ、期間とテリトリーを決めてユーモアのある 「コンセプチュアル・ブックシェルフ」にチャレンジしてみる ”色別” ”枕にちょうどいい本” ”1冊だけ置いてテーマを想像する” ”設定した人物あてに、いろんな人がおすすめの本を並べる” その人宛ての手紙のように、メッセージを本に込める
目指す方向性 一定期間、自分の大切な本を”置いておきたくなる”本棚
次回2月19日(金)について ・前回の振り返りと報告 ・「自分ならどんな本棚を作ってみたいか」を考えながら、実際に配架してみる ・「コンセプチュアル・ブックシェルフ」のバリエーションを増やす
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NISHIGENE LAB #9 暮らし 工芸
2021年01月16日(土) 10時00分 - 16時00分 |
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【長岡京連携】 「暮らし × 工芸」 ~職人から教わる茶杓作りワークショップ~
高野竹工株式会社さんと行うワークショップ2回目は、「茶杓」作りです。
高野竹工さんでは毎年、竹林から伐り出した実竹・シュミ竹等の茶杓の材料を大切に保管されています。そんな貴重な材料を用いて行う今回のワークショップは、半世紀近くにわたって茶杓を作り続けてきた熟練の職人から教わる、本格的な体験。
年始めの茶事「初釜」に自作の茶杓を持参して、2021年を迎えてみてはいかがでしょうか。
会場となる錦水亭竹生園は、創業明治14年創業の老舗料亭「錦水亭」がかつて旅館業を営んでいた建物。錦水亭本館のほど近くに位置し、玄関をくぐると眼前に広がる竹林は、筍掘りのための竹林として整備されており観賞用としても見事。竹林との一体感を感じることのできる施設です。
<職人に教わる茶杓作りワークショップ> 日時 :1月16日(土)10:00-12:00 | 14:00-16:00 2部制 (1回につき8名まで) 材料費 :4,000円(税込み) 講師 :野々村 淡完(ののむらたんかん) 堺 宗元(さかいそうげん) 参加条件 :中学生以上 申込先 :https://forms.gle/1TMCCayEGP3Rdqpo7 場所 :錦水亭竹生園(京都府長岡京市天神2-15-15)
工程 1. 茶杓を選ぶ(あらかじめ熱を加えて先端を曲げてある) 2. ナイフを用いて、すくう面と側面を削る 3. 茶杓を逆手にもち、節に向けて削る 4. 節に残った屑を削り取る 5. 回しながらペーパーで徐々に丸くする
■感染症拡大防止に向けた取り組み 下記の通り感染防止対策を実施しながら細心の注意を払いワークショップを開催いたします ・換気の徹底 ・アルコール消毒液の設置 ・スタッフ、参加者全員のアルコール手指消毒の徹底 ・スタッフ、参加者全員のマスク着用
【主 催】 共創ラボ Co-Lab Kyoto NISHIGENEプロジェクト 【協 力】 Impact Hub Kyoto 高野竹工株式会社 錦水亭 |
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REPORT 開催レポート【長岡京連携】 「暮らし × 工芸」 1月16日(土)、前回の竹箸作りと同じく長岡天満宮内の「錦水亭竹生園」で、高野竹工株式会社の職人の指導の元、茶杓作りワークショップを行った。
最初に職人の野々村さんから「茶杓作りに正解はない。柄の太さや長さは個人の好みで自由に作ってもらえれば」とお話があり、デモンストレーションをはさみながら参加者は集中して制作に取り組んだ。
机に治具を固定し、ナイフとノコギリで形を整え、紙やすりと乾燥させてから水で戻した砥草を用いて表面を滑らかにし”完成”となるが、こだわろうと思えばいくらでも作業できるので「自分で終わりを決めるのが難しい」という声が多数上がった。
参加者はお茶を習っていたり、普段の生活でお抹茶を楽しんでいる方ばかりで、「自作の茶杓は愛着がわくので、今後お茶の時間をより楽しめれば」と話していた。 ワークショップ後には主催と参加者で今後の竹生園の展望について意見を出し合い、下記のような案を出して終了した。
・長岡京市と竹の歴史を学べる場所 ・地域のHUBとして、WSや講義を体験できる場所 ・伝統工芸品の展示・販売
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NISHIGENE LAB #8 職人 竹工芸
2020年12月19日(土) 10時00分 - 16時00分 |
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【長岡京連携】 「職人 × 竹工芸」 ~職人から教わる竹箸作りワークショップ~
良質な竹の産地として知られる長岡京。今回共創ラボでは、その長岡京に工房を構える高野竹工株式会社さんにご協力いただき、地域の方々と職人さんが交流する竹箸作りワークショップを開催します。 工房では指物、漆、蒔絵など様々な技を持つ職人さんが茶道具から日用品に至るまで多彩な商品の製作に携わっておられますが、今回は比較的簡単で短時間で制作できる青竹の「竹箸」作りを教わります。 青竹の箸は、お正月のおせち用箸としてハレの日を彩るお箸。年末のお正月準備に最適です。 もちろん、普段使いとしてもご利用いただけます。 作ったお箸は真空パックした状態でお持ち帰りいただけますので、プレゼントにも是非。
会場となる錦水亭竹生園は、創業明治14年創業の老舗料亭「
<職人さんに教わる竹箸作りワークショップ> 日時 :12月19日(土)10:00-12:00 | 14:00-16:00 2部制 (1回につき8名まで) 材料費 :2,000円(税込み) 参加条件 :小学生以上 申込先 :Googleフォーム(https://forms.gle/1TMCCayEGP3Rdqpo7) 場所 :錦水亭竹生園(京都府長岡京市天神2-15-15)
■感染症拡大防止に向けた取り組み
・換気の徹底 ・アルコール消毒液の設置 ・スタッフ、参加者全員のアルコール手指消毒の徹底 ・スタッフ、参加者全員のマスク着用
【主 催】 共創ラボ Co-Lab Kyoto NISHIGENEプロジェクト 【協 力】 Impact Hub Kyoto 高野竹工株式会社 錦水亭 |
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REPORT 開催レポート【長岡京連携】 「職人 × 竹工芸」 12月19日(土)、長岡天満宮内の「錦水亭竹生園」で、同じく本社を長岡京市に置く高野竹工株式会社の職人の指導の元、青竹で作る竹箸ワークショップを行った。 参加者には、 ・お茶を嗜む長岡京市内の企業に勤める会社員 ・長岡京市の観光課の職員の方々 ・京舞、仕舞、お茶などの伝統芸能の他、和裁や手芸を日常的に楽しんでいる方 など、伝統技能やものづくりに興味のある方々が集まった。
まずはじめに職人の野々村芳寛さんからクイズ形式で竹の性質を学び、その後お手本を見せていただき、それぞれが専用の治具に竹を設置して箸作りを体験した。 最初は慣れない鉋の扱いに手こずっていたが、野々村さんから力の入りやすい姿勢やコツを教わりながら削るうちに段々とスムーズに削れるようになり、最終的に先端が細く、美しい箸が完成した。
参加者からは「長岡京市が竹で有名なことは内外ともに知られているが、箸作りを通してリアルな竹の質感や香りを感じながら楽しめた」「竹は日本人に身近な植物だが、成長の課程や種類について意外と知らない部分がたくさんあった」といった感想があがった。 今はコロナのこともありたくさんの人が集まるのは厳しい状況だが、将来的に竹や他の伝統工芸ワークショップを定期的に開催して、地域住民は日常的に、また観光客は京都市内だけでなく長岡京市にも滞在して楽しめるコンテンツがあることを周知できれば、と皆で認識を共有して終了した。 |
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NISHIGENE LAB #7 2020年10月24日(土) 15時30分 - 18時30分 |
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このたび共創ラボでは、NISHIGENEプロジェクトの一環としてTRADE SCHOOL Kyotoを開始いたします。
<まずはトレードスクールを体験しよう!> 初回となる今回、「きもの」をテーマに先生を担当してもらうお二人にそれぞれの経験から得たスキルを講義とワークショップの形式で提供いただき、参加者はその対価として講師の希望するスキルや機会・場、モノと交換します。
TRADE SCHOOL Kyoto キックオフセッション ~あなたとわたしが、おしえあう、まなびあう〜モノ・コト・ヒトの循環
日時 :10月24日(土)15:30-18:30 テーマ :「きものと暮らし」 参加条件 :どなたでも(参加費なし) きものに興味のある方、生活を豊かに楽しみたい方、 自分の得意を人と共有したい方。 天野さんと佐藤さんの希望交換物をお持ち寄りください。 もし希望交換物を持ち寄れない場合は、オススメの本を一冊 ご寄贈ください。
当日のスケジュール 15:30-15:45 トレードスクール概要説明 15:45-16:15 きものテイスティング 16:15-16:30 休憩 16:30-17:15 帯締めワークショップ 17:15-18:00 着物で暮らす楽しさと課題 18:00-18:30 振り返りと意見交換
申込 下記のリンクからお申し込みください。 https://forms.gle/QP1BtmQyRZwg8Yt88
プロフィール 天野 たま 保育士として勤務したのちに、毎日を着物で暮らしはじめる。幼少期から手芸が身近にあり、裁縫、編み物、つまみ細工、レザークラフトなどを楽しみ、Hub Market Kyoto にも出展。asobi基地キャストとして、子ども×つくるイベントも開催。2020年9月より「たまこや」として毎日着物生活の発信、着物の小物製作を始める。 (Instagramアカウント:たまこや @tamacoya_kimono)
佐藤 美奈子 きもの教育専門家。美容家・山野愛子ジェーンに師事し、『美道(びどう)』理念に基づき、主に美容教育の視点からきもの文化創造の実践研究を行う。きものをポジティブにとらえた「かんたん、キレイ、きやすい」から、年齢、国籍、性別、障がいを問わないユニバーサルなきもの社会を目指す。山野美容芸術短期大学教授、一般財団法人国際美容協会事務局長、美容師、ブライダルアーティスト。
天野さんの「トレード」 ・今回提供するスキル 「毎日着物で暮らして分かった楽しさと課題、着物で快適に過ごすコツ」 ・希望交換物 モノ:帯芯や接着芯の色のついたもの、おいしいお茶(お煎茶、紅茶、中国茶)、塩麹、アジアの布(素朴な手しごとを感じられるもの) コト:素敵なカメラマンさん、メイクさんと作品を作る機会、日本髪を結う機会、舞(日本舞踊)を披露する機会と場所、おすすめの旅行先情報、たまこや参加希望者。
佐藤さんの「トレード」 ・今回提供するスキル 「きものと暮らしのゆるやかなつながり〜紐を結ぶ〜」ワークショップ 帯締め結び方アレンジ(ラッピングやアクセサリーなど暮らしのアクセントに) 「きものテイスティング」 10名限定、お試しきものを体験 ・希望交換物 モノ:京都でいつでも乗れる自転車・勝手に寝泊りできるお部屋、京都の美味しいお菓子 コト:京都で着物が似合うスポット情報、フリーペーパーの作り方レクチャー、「あったらいいな」と思うきものを作って着る会の参加者、着物をテーマにワクワクした暮らしを創って実践する学び場の参加者、家から婚(家から花嫁さんが婚礼に向う昔の風情を実現する婚礼スタイル)に賛同し、お仕度をさせてくれるお嫁さん。 【TRADE SCHOOL(トレードスクール)とは?】 トレードスクールは、地域コミュニティの住民が、それぞれの技術や知識を教え・学びあう価値交換(トレード)型の「学校」です。2009年に発足、2010年にニュー ヨークで開催されてから今日に至るまで、北米、南米、欧州、ア ジアに広がる世界47都市・地域で展開されています。日本初となる京都は、その48番目になります。 その理念は ・野心、実践的スキル、経験的知識に平等な価値を置く ・相互尊重と誠実さを重んじる ・常に学び進化する というもので、社会と自分自身の変革を促し学び合う場として、まさにImpact Hub Kyoto はトレードスクールの理念にフィットした開催場所といえます。海外のHUBではウェストミンスタージュネーブなどでも開催されています。トレードスクールをきっかけとして、講師と参加者、双方向の交流の中で学びと気づき、みなさまの間に新たな挑戦が生まれることを期待します。
【主 催】 共創ラボColab-Kyoto’(NISHIZENEプロジェクト) 【協 力】 Impact Hub Kyoto 同志社大学大学院総合政策科学ソーシャルイノベーションコース 服部篤子教授およびゼミ 一般財団法人国際美容協会 着装研究センター 山野流着装教室 京都ブランチ 山野美容芸術短期大学 |
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REPORT 開催レポート「TRADE SCHOOL Kyoto」 「あなたとわたしが、おしえあう、まなびあう」と題し、 第1回目のTRADE SCHOOL Kyotoを2020年10月24日に実施した。
普段きものを着る機会のない人から染色の専門家まで幅広い層に参加いただき、それぞれの立場からきもの文化に接し、意見を交換した。 参加者それぞれに「とくいなこと」「自身が先生役になった場合のクラス」「交換してほしいもの」を記入してもらいつつ、佐藤さんのワークショップでは様々な結び方を、天野さんのお話からはきもの生活の魅力とコツと学んだ。 帯締めの結び方をおしえあう過程では自然と会話が生まれ、紐がなごやかに参加者同士の縁を結んでいた。
最後の振り返りでは「きものを正しく綺麗に着ることよりも、まずは楽しむことが大事」「老若男女がきものを通して交流できる機会があると良い」などの意見が出され、参加者からは先生へのお礼としてお茶やお菓子、布などが手渡された。
記入してもらった用紙には、先生が希望する「舞を披露する機会」の案がしめされ、「京都で自由に使える自転車」については先生間で話がまとまり、いくつかのトレードが成立して終了した。
【TRADE SCHOOL(トレードスクール】 トレードスクールは、2009年にニューヨークで生まれ、約10年間欧米を中心に地域コミュニティが中心となって地域のひと、もの、ことなどの地域資源を、循環させる仕組みである。地域の住民が、それぞれの技術や知識を教え・学びあうという、それぞれの多様な価値を交換(トレード)しあう「学校」型スタイルの交流の場。トレードスクールをきっかけとして、講師と参加者、双方向の交流の中で学びと気づき、新たな挑戦が生まれることが期待される。今回はトレードスクールの母体Ourgoods「21世紀の重要な指針・資源共有の実現化」を目指す団体)の創始者のひとり、ニューヨークのCarolineWoolardさんに相談し、まずプロトタイプとして日本で初めて開催することになった。トレードスクールは、これまでHUBウエストミンスター、HUBジュネーブ等でも開催された。
理念 野心、実践的スキル、経験的知識に平等な価値を置く 相互尊重と誠実さを重んじる 常に学び進化する |
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今回、NISHIGENE Labワークショップでは、ミツバチの視点で地域をとらえ直す試み「Bee Walk in Nishijin」を開催します。 ミツバチにとって重要な水(暗渠)の探索など、西陣界隈を散策後(コースは上京ちず部が提供)、Impact Hub Kyotoで気づきをふり返るワークショップを行います。
熊田千佳慕「私は虫である」2010求龍堂 より 虫と同じ目の高さにならないと、彼らの本当の姿は見えない。
だから僕は腹這いになる。 そうやって気づいたんです。虫は僕であり、僕は虫であると。 人間様がいちばん偉いような顔をしているけれど、 虫から見れば、所詮は同じ生き物。 動物でも植物でも、根は一緒です。 この地球の上で共生している存在であり、お互い大切な仲間なんです。 NISHIGENE Labとは クリエイターのまち西陣にねむる文化的な資源を発掘、プレイヤー同士をつなぎ、新たなクオリティをもった体験・体感を共創する「NISHIGENE Lab」。Impact Hub Kyotoを拠点に様々な分野のプレイヤーとクリエイターが集い、地域の魅力をつむぎ、内外に発信していきます。
*お願い*
・新型コロナウイルス感染症等への対策として、ご来場に際しては、マスク着用・咳エチケットなど、感染予防へのご協力を何卒よろしくお願いいたします。
・会場では、消毒液と手洗い場を設けておりますので、あわせてご利用ください。
・体調のすぐれない方、ご家族に風邪や咳等の症状の方がおられる場合はご参加をご遠慮いただきますようお願い申し上げます。
<開催概要>【日 程】2020年9月30日(水)13:00-16:00
【定員】20名 ※新型ウイルス感染症対策を行いながら、少人数に分かれて歩きます 【参加料】無料(要事前申込)
【申込方法】下記申込フォームからお申込みください
https://forms.gle/5GbUq3K1VWsqJN416
【ワークショップの流れ】 13:00:Impact Hub Kyoto 集合(西陣産業創造会館2階) ※ミツバチ達は、巣箱に戻ってミツバチダンスを(蜜源の情報共有をするための8の字ダンス)を行います。
同志社ミツバチラボ
ミツバチラボとは、養蜂を通じたコミュニティの社会実験です。2019年、5月15日、銀座ミツバチプロジェクトから1群を分けていただき同志社大学総合政策科学研究科ソーシャル・イノベーションコースの有志、そして、世界にネットワークをもつ創業支援拠点のImpact Hub Kyotoとともに開始しました。
①地域コミュニティの創発、②そのエリアの社会課題の探索、③伝統と革新手法によるヴィジョンの策定、④問題解決のアイデア試行、⑤成果を見える化する評価、そして実装へと、社会問題開発手法のプロセスを共有することを意図しています。
【主 催】
NISHIGENE Lab. (Co-Lab Kyoto) × 同志社大学ソーシャル・イノベーション研究プロジェクト科目(同志社ミツバチラボ)
【協 力】上京ちず部
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REPORT 開催レポート「Bee Walk in Nishijin」 上京ちず部提供の散策コースを元に、西陣界隈をみつばち視点で散策した。参加者は、風・香り・湿気・花の色など、普段は使っていないセンサーを使って丁寧な観察を心がけ、事前に配布した「ミツバチノート」に気付きを書き留めながらまちあるきを楽しんだ。
見慣れていると思っている近所の風景も、視点を変えれば路上園芸の豊かさや知らなかった路地の発見があり、Impact Hub Kyotoに戻ってからの振り返りでは、防災や社会福祉の課題まで話題が広がった。
みつばちが好む手入れされた植物は親密な地域コミュニティ無くしては存在せず、参加者からは「みつばちが住みやすい社会は社会的弱者にとっても住みやすい社会なのかもしれない」という意見も出た。 |
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NISHIGENE LAB #5 まちつむぎ 観光
2020年03月30日(月) 17時00分 - 18時30分 |
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いままさに危機に直面する観光のありかたをめぐって、文化政策と観光政策の視点から議論した。講師の井口氏からは、観光を考える上で重要な5つのポイントと、詩心/史心/誌心の3つの心についてレクチャーがあり、本来の観光の意味である人と人との学び合いの機会やその相手について、再考する機会であるのではないか、という問題提起がなされた。その後のディスカッションでは、それぞれがコロナ騒動の渦中で直面している課題や、NISHIGENE Labを通じて観光にアプローチする上でのテーマ設定などについてディスカッションした。 | ||||
REPORT 観光のありかたをとらえ直す プログラム |
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NISHIGENE LAB #4 素材あそび てしごと
2020年03月29日(日) 14時00分 - 17時00分 |
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私が何気なく捨てているゴミはどこからきたのか?本当にゴミなのか?べつの活用の仕方はないのか?考えたことはありますか。今回のワークショップは、アトリエみ塾を主幸し、子どもや高齢者、障がいをもったひとたちと創作活動を行い、表現することのおもしろさを伝える水野先生と、陶芸家の神内先生、廃材をつかったワークショップを定期的に開催しているGrure:の新川さん、手作り市HUB MARKET KYOTOの主催者である安國さん、現役保育士の天野さんをお招きして開催します。クリエイティブな廃材利用の可能性や、素材にふれながら作る事の楽しさ、ゴミから見えてくる社会のありかたについて、これまでの取り組みの経験や各分野からの知恵をもちより、実際の素材をさわりながら考えたいと思います。 <開催概要>【日 程】 2020年3月29日(日) 14:00-17:00
【会 場】Impact Hub Kyoto 2F
【ワークショップの流れ 】
1.ゲストトーク
「廃材は創造性によって宝の山になる」
水野哲雄先生(京都造形芸術大学名誉教授)
神内康年先生(京都造形芸術大学教授・陶芸家)
「Gurure:の活動からみた創造性の引き出しかた」
新川哲弥さん
「HUB MARKET KYOTOの活動」
安國真理子さん(HUB MARKET KYOTO)
「保育士目線の、用途が決まっていない素材の可能性」
天野たまさん
2.素材遊びと意見交換
【参加料】 無料、各自面白い素材を持ち寄り!
【定 員】20名(要事前申込)
【申込方法】申込フォームからお申込みください
【CO-LABパートナー】
Gurure:
地域ごみを調査、回収、ひと手間かけることにより素材化し、こどもたちのクリエイティブな遊びと学びに活用するプロジェクト。地域の発見、リユース・リサイクル意識の向上、世代間交流、心豊かな暮らしの在り方を遊びながら学ぶ場を実験的につくっている。
HUB MARKET KYOTO
Impact Hub Kyotoを会場に手作り市を開催。地域のハンドクラフト作家や飲食店、アーティストとコラボレーションしながら、手仕事の魅力を伝える活動をしている。
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NISHIGENE LAB #3 みつばち 食の未来
2020年03月23日(月) 14時00分 - 17時00分 |
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サスティナブルな食への関心が高まり、都市部でもできる養蜂に注目が集まっている。「同志社ミツバチラボ」の協力のもと、みつばち視点で街や食をとらえ直し、みつばちからみた食(花・植物)、みつばちから見た街や建物・持続的に養蜂が可能な街なみ、蜜源となる植物をつかった未来の食について、ワークショップ形式で参加者とともに探求した。 | ||||
REPORT ミツバチから見た街・植物・食 プログラム |
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NISHIGENE LAB #2 デジファブ 西陣織
2020年03月07日(土) 13時00分 - 16時00分 |
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西陣織で、人が手で織る「手機」において、緯糸を供給する「杼(ひ)」と呼ばれる重要な部品があります。 しかし、京都で杼を作れる職人はあと一人しかいません。そんな中 、デジタルファブリケーションを得意とする足立氏(株式会社YOKOITO 技術顧問)に、その杼を作れないかと依頼が来ました。 そして、9か月の試行錯誤の末、3DプリンターとCNCフライス、市販の部品を組み合わせて作ることに... | ||||
REPORT 伝統とデジタルをつなぐ「理屈」と「知見」 はじめにモデレーターの根津(Impact Hub Kyoto)から今回のコラボレーションの経緯と、講師のプロフィールを紹介。続いて、中村氏から西陣織の紹介や、昨今の職人不足の一因でもある、西陣ならではの分業の仕組みについて説明がありました。中村氏が手掛ける金襴では、裂地(名刺入れ、懐紙入れ等)、表具(額装、掛け軸等)、衣装(袈裟、能衣装、歌舞伎衣装等)を手掛けており、杼は織りの工程において欠かせない道具あり、多様な杼を使い分けていることが紹介されました。 足立氏からは、伝統的な技術を次世代に残すために、「うまくいく理屈の体系」と「現物を作るための知識や知見」が大事であるという説明がありました。杼を再現するプロセスにおいては、重量や形、職人の使い方から杼のスペックを定めることが重要だったとのこと。数百グラムの重さの違いや、左右非対称な車輪など、これまでの杼と同様使えるものにするうえで、様々は「理屈」が存在しました。製作の過程では、CADソフトウェアや3D加工・切削サービス、オンライン通販サービスを利用。こうしたものづくりの環境についての「知見」も、デジファブを実践する上では重要になります。 伝統産業で使われる道具を継承・継続していくためには、3Dスキャンで形をまねることでは実現できず、さまざまな技術とKnow-Howを残していくことが必要になります。また、機械化によって、何を残し何を合理化するのか、西陣織の価値とはどこにあるのか、といった点が、今後考えるべき点として残されました。
#プログラム <ゲストトーク> 足立 正 (株式会社YOKOITO 技術アドバイザー) 中村 亨(金襴職人) <Q&A> <グループディスカッション> モデレーター:根津 将之
# 生まれてきた問い ・伝統技術を残していくための、社会的な枠組みとは? ・デジタルなものづくりに対して資金的な支援は? ・他の分野の枯渇部品のとの共通性は? ・西陣で作られたという事実がブランドか? ・職人技・部品のデータベース化は可能か? |
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NISHIGENE LAB #1 ホームシェア コミュニティ
2020年01月09日(木) 19時00分 - 21時00分 |
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近年、注目を集めるホームシェア。メディア等で民泊やAirbnbといった言葉を耳にしない日はないほど。旅行客にとっては手軽に滞在する地域の住宅に泊まり、交流や文化の体験ができる一方で、地域コミュニティと旅行客・ホームシェア事業者の関係性づくりについては課題も残ります。AirBnBホストから構成される京都ホームシェアリングクラブにご協力いただき、ホームシェアの最前線と、新たな価値創出の可能性について考えました。 | ||||
REPORT シェアリング・プラットフォームを通じて社会的価値を伝える
自身でホームシェア・サービスを提供している3人のホスト皆さんが前半のトークゲスト。チェックイン時の案内や地域への声掛け、近隣飲食店への案内をすることで、丁寧に地域コミュニティとの接点をつくっていっていることが紹介されました。それぞれ宿を始めた経緯やコンセプトは違うものの、写真からは楽しそうな雰囲気があふれ、地域や文化に触れてもらい価値を共有することに喜びを感じていることが伝わる報告でした。 P2Pエコノミーに関するトークでは、P2Pプラットフォームをベースにしたシェアリングエコノミーの拡大によって、これまでの製品の販売・サービスの提供を通じた経済的な価値の創出モデルから、地域社会において新たな社会的価値を多種多様に創出するモデルへの変化している、という指摘がありました。まだまだ欧米に比べて”シェア”の意識が一般的でない日本での今後の展開について、会場からも質問や意見が投げかけられました。 #プログラム ・ ゲストトーク #生まれてきた問い |
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NISHIGENE(ニシジーン)は、西陣に連綿と受け継がれてきた伝統的な遺伝子(経糸)と
チェンジメーカー、クリエイター、起業家の新しい遺伝子(緯糸)を
学び合いの場をとおしてつむぎなおし、創造のタネを育てるプロジェクトです。
Impact Hubは、2005年にロンドンで始まり、世界100都市を越えるネットワークを持つ社会起業家の会員制コミュニティです。「社会の変革」「人と自然との関係の変革」とともに「自分自身の変革」を促し、自ら変化の渦となる人をサポートしています。
ローカルセンター(略称)とは、京都の産学公民が協力して進めている「グローカル人材」育成事業のプラットフォームとなるNPO法人です。グローカル人材育成に関わる科目・資格・セミナー・教育手法等の開発と、その運用・コーディネート全般を担っています。
アートディレクション&デザイン: 中家寿之
ウェブ構築: メディアインパクト